関ヶ原の合戦の後
紀伊九度山に蟄居中の真田幸村と貴方の物語――
 
穏やかに過ぎる毎日。それに不満はないと笑う幸村だが・・・
月明かりの下での睦言(むつごと)
ただ真っ直ぐに貴方を求め、
貪り尽くすが如く貴方を抱く・・・

己の存在理由を刻むように――。


*史実は参考にしてますが重点をおいておりません。
その点はご了承をお願い致します。